pairs(ペアーズ)で出会った男性は、センス豊かな素敵な人だった。

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tesaaa

マッチングサービスペアーズ

投稿者の名前remi

出会った後に行った場所札幌駅構内/スタバ/ススキノのラブホテル

今までに出会ったことのある人数20

恋人の有無彼氏はいなかった。

ファッション/系統フェミニンカジュアル系

相手のファッション/系統カジュアル系

未知なる世界への興味

 

「ねぇ、元気にしてる?」

Facebookにやたらと詳しい女友達から電話が入った。

彼女からの連絡は、何か重大なことが起こった時と相場が決まっている。

「久し振りだね。元気だよ。○美は?」
「もう、元気なんてもんじゃないわよ。スーパーハッピィーって感じ」
「何があったの?」

それから約二十分間、彼女は言葉を差し挟む余地がないほど喋りまくった。

要約すると、facebookを利用した恋愛・婚活マッチングサービス

『pairs(ペアーズ)』

で新しい彼氏を見つけることができたという自慢話だった。

「○子もさ、新しい彼氏を見つけなよ。いつまでもクヨクヨしないでさ」
(大きなお世話だ。全然、沈んでなんかいないし・・)

 

しかし、昨年離婚して以来、新しい男性と出会うことにしか人生の楽しみを
感じなくなってしまった私には耳寄りな情報だった。

「うん、時間ができたら覗いてみるよ、そのサービスのサイト」

 

おざなりの言葉を並べて電話を切った私は、彼女とのつれない会話とは裏腹に、
そのサイトへすかさずアクセスしていた。

他の出会い系サイトと比較して、このマッチングサービスの
利用には安心感があった。

 

Facebookのアカウントを必要とするから、姓名や年齢や顔写真に嘘がないからだ。

 

反対に自分のことに関しても、
事前にすべてが知られてしまうので、気恥ずかしかった。

 

それでも、未知なる世界への興味が私を後押ししていた。

 

私の心を和ませた彼

 

それにしても、私の予想を遥かに超えるたくさんの男女が
このサービスを利用しているのには驚かされた。

(皆んな、必死なんだなぁ~)

話し相手が欲しくて、ただ興味本位にそのサイトへアクセスした私は、
あまり構えずに見知らぬ男性の顔写真を眺めていた。

 

上はチョイ悪風の五十代後半のオヤジから、
下は勢いのありそうな二十代前半の青年まで、
それはそれは様々で、見ているだけで飽きがこない。

 

自分の好みに合った男性を三人ピックアップして、
それぞれの年齢や職業を垣間見てみる。

こちらもこちらで種々雑多。

さて、今回はどの男性にターゲットを絞ろうか。

 

先ずは、四十代前半のサラリーマンにメッセージを送ってみた。

直ぐに返信が来たが、センスのない内容だったので、丁重にお断りさせて頂いた。

 

次は、三十代後半の団体職員にコンタクトを取ってみる。

こちらも、最初から予想していたとはいえ、あ
まりにも真四角な返信内容に意気消沈してしまい、即座に却下させて頂いた。

 

そして、最後に御出ましは、
四十代後半の口髭を生やしたニヒルな感じのする男性だ。

この男性は、何よりも文章にセンスがあった。

 

「俺は、他の人と違って、このサイトで気真面目に恋愛しようなどとは
思っていません。ただ、人生を愉しめるパートナーを探しているだけです」

(いいじゃない、いいじゃない)

 

私のセンスにピッタリだった。

それから二週間、サイト上でメッセージをやり取りする内に、
自然とデートをすることになった。

 

その日は朝から、初冬の暗鬱な空が街を覆っていた。

寒くなりそうだったので、オレンジのロングキルティングコートを
羽織って外出した。

中にはチャコールグレーのVネックセーターを着て、
オフホワイトのコーデュロイタイトスカートを合わせた。

 

地下鉄南北線H駅のホームには、数えるほどの人しかいなかった。

皆、寒そうに手を擦り合わせている。

吐く息が白い。

列車が到着し、降車する人を見送りながら中に入った。

暖房の効いた車内が天国に思えた。

約十分で目的のS駅に到着した。

さすがに北の都だ。まだ昼過ぎだというのに、人が溢れている。

 

キョロキョロと辺りを見回すが、彼はまだ来ていないようだ。

 

駅構内を行き交う人をぼんやり眺めていると、不意に肩を叩かれた。

振り返ると、サイトの顔写真と瓜二つの顔が
ネイビーブルーのダウンジャケットの上に載っている。

 

涼しい瞳が魅力的だ。

 

「『初めまして』だけど、初めて会った気がしないなぁ~」

屈託なく喋りかけてくる彼の性格も、私の心を和ませた。

「今日は寒いから、先ずは珈琲でも飲んで・・」

ちょと洒落た言い方に、彼のセンスを感じる。

 

その夜、彼の腕の中で女の悦びを感じながら、
ちらちらと舞い始めた粉雪を思い出していた。ペアーズやその他の出会い系アプリやマッチングサービスの比較はこちらでご覧頂けます。

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